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大学SNSに寄稿した文章(南極小噺)や
どこかで書いた小さな文章を再編して掲載しながら
ゆっくり更新予定です。


50メートル先の部屋の扉の向こうのCHNコーダーの叫び声に耳を澄ます。
「はいはい、ちょっと待って。」廊下を駆けていくことたびたび。 ピーピーと呼ぶ声が聞こえる。 声の主は同じ階の約 50 m 先にある実験室のCHNコーダー。 土壌や海洋堆積物試料の解釈に欠かせないCHNの分析を進めている。 CHNコーダーが設置されている場所まで、私の居室の扉、50 メートルの廊下、そして実験室の扉、の距離がある。 ・・・そして私は部屋で音楽を聴いていることが多い。でも、 ん!? なんか呼んでる? 部屋で作業をしていても、神経は時折 50 メートル先のCHNコーダーの叫び声に向かう。 これに反応できないと、分析が止まってしまうのもあり、最近なぜかCHNコーダーが呼ぶ声が聞こえるようになってしまっている。 学科の先生の実験室にあるCHNコーダー、かなりの年代物で、時折母に写真を送り「007みたいじゃない!?」と話している。・・・といっても私も 007 世代ではないので、想像して勝手に写真を送ってみてるだけ。 この感じ、一昔前じゃない? 印字は、赤と黒に分割されたインクのリボンを通して数字が打ち出されるタイプ。機械からは長いびろーんとし
Lab member
2024年10月24日読了時間: 3分


夏休み、うかうかするか羽化したか?
10月1日、今日から後期が始まった。 朝、出勤してみると、学生がたくさん歩いていた。 足取りは・・・どうだろう。 私の居室のある建物の2F部分はそのほとんどが講義室で、昨日まで、し~ん、と静まり返っていた。 が、今日1Fのピロティを通りかるとザワザワと。 学生が戻ってきていた。 7月、夏休み前、うだるような暑さの中出勤したら、 「夏休み、うかうかするか羽化するか」 ポスターが貼ってあった。 2か月あるもんね、と思っていたけれどあっという間。 羽化したかな? 今日から実験実習も始まり、さっそく大学構内の池水を採水して、ろ過。 減圧濾過装置を初めて使うとのことで、やりかたを教えたりしていたらあっという間に夕方。 すぐに、「どうしたらいいんですか?」と聞くので 「えー。とりあず手順書読んでみてから聞いてくれるかな?」と言ってみたら 「急に日本語が読めなくなったんですよ(笑)」 とのたまっていた。そんなわけないだろう・・・。 元気そう。 夏休み前に見たポスター 4年生は10月3日に、学科内の中間発表会。 7分発表、8分質疑、学会さながらの講演要旨の作成
Lab member
2024年10月1日読了時間: 2分


大気中の水銀の約 95 % を占めるのは・・・。
「はじめに」 に続く中澤研のゼミ発表の常套句、「大気中水銀の約 95 % はガス状水銀 (Gaseous Elemental Mercury; GEM) として・・・」 は、おそらく卒業したゼミ生の口から自動的に出てくるフレーズに違いないだろう。 金属ときくとみなさんは、まどのサッシ、水道の蛇口、スチールラック、フライパン、ボウル・・・固形物を想像すると思う。 そんななか、水銀だけは違う。 その昔、小学生のころ学校に行きたくなさすぎて、火鉢で体温計をあぶって体温計を壊し、怒られた挙句、学校に行かされるはめになったのはのは、わが父だけではないはず。 水銀温度計をうまいこと38℃ぐらいに調整できないところが、小学生なのだけれど、たぶん、あぶったら一気に体温計の表示が上昇しそう。 授業でこの話をした日の出席カードの感想をみていたら、デジタル体温計になった現代でも 「僕は小学校のころカイロを利用して「高熱」を装おうとしたことがあります」とのコメントを見かけた。いつの時代もやっぱり考えることは同じなのである。 水銀温度計を想像してもらうとわかるが、水銀だけ
Lab member
2024年9月25日読了時間: 2分
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