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Blog
大学SNSに寄稿した文章(南極小噺)や
どこかで書いた小さな文章を再編して掲載しながら
ゆっくり更新予定です。


タイムカプセルに入ったメッセージ ー30年前の私と対峙した日
中学校の2年生だった。 今から30年前にタイムカプセルにメッセージを封入した。それが最近、開けられた。 今回のブログは (いつにも増して) ただただ感じたことをつぶやいているだけ、である。 「タイムカプセル開けたと新聞に出てたよ。メッセージ、入れたって言ってたよね?」 母から新聞の切り抜きをもらった。 正確にはLineで写真が送られてきた。 封入したことを覚えてはいた。でも、しょうもないことしか書いてないだろうと思った。 当時は「誰かに見られるかも」「見られた誰かになにか言われたくない」しか考えてなかったから。 小学校、中学校は苦手だった。それはもう、むちゃくちゃ壊滅的に苦手だった。だめだった。 卒業式に全員の短歌が体育館の壁一面に貼り出されることを承知のうえで、「もう二度とこの校門はくぐらへんから!!」という趣旨の歌を詠んだ。 先生に 「これは・・・。」 と言われたが、曲げなかった。 かくして、私は、同級生がいない私立の高校に進学した。 ・・・確かタイムカプセルメッセージ用に、上質紙が配布されたはずだ。そして希望者だけが提出した。封筒に入れると
Lab member
6 日前読了時間: 4分


学生時代にゼミでプレゼンして鍛えるって大事。ー授業に後輩を迎えて
年の瀬の迫る、12月後半、私が博士後期課程在学時に、同じ研究室でともに切磋琢磨した後輩に授業をお願いした。 年賀状と「時々Line」、数年に一回ぐらいのペースでご飯を食べに行ったりしながら、細々と連絡を続けた大切な仲間のひとりである。 現在は クリタス で営業マンとして働く。 彼は、大学院のころ琵琶湖のある流域での渓流水中窒素の流出の研究をしていた。 出かけて行ってサンプル採取をするのは得意。持って帰ってきてはポリびんをコレクションしていた。 琵琶湖集水域に設置された三角堰。彼のメインフィールドのひとつだった。 (2008年頃撮影) 週1回の定期採水ならば、ポリびんの数は数個、しかし、ひとたび降雨時流出の評価のための採水をすると、100~200コ程度のポリびんが数日で増える。 あまりにもサンプルがたまり、研究室で 「早く分析してよ・・・」という圧がかかっていたと思う。 いや、圧がかかるというより、直球で言っていた。 「サンプルたまりすぎじゃない?どうにかしてよ。」と。 当時学科には「低温室」という「低温環境で実験できる場所」すなわち大型の冷蔵庫が
Lab member
2月27日読了時間: 5分


妙に整った文章とChatGPT
富山に雪が降る季節になった。 それはすなわち、卒論の締め切りが迫ってきていることを指す。 ある冬の日の大学。大学付近の道路には融雪装置がついている。道路の雪がとけて大助かりだが、道路は水浸し。長靴通勤がデフォルトになる季節。(2026年1月撮影) これは、ある日のゼミ室、私と4年生との会話である。 「・・・この文章、ChatGPT使って整えた?それとも、引用文献の文言をそのまま抜き出して「引用」として書いた?」 「ここの文章は、引用文献の文言をつなぎ合わせて・・・」 「あ、それ、だめだかんね。」 こんな会話から始まった。4年生以下、学部生レポートにあるあるなのは、引用文献は「そこに書いてある文字列をそのまま自分の論文に移植する」と思い込んでいることだ。 引用文献は、引用元が伝えていることを自分で理解しそれを自分の言葉で書き直しつつ引用するのが鉄則だ。そして引用を示すこと。そうでないと剽窃である。 入学時に学科の先生が作成した「レポートの書き方」の冊子を今一度確認せよと言っても、そんなことはスルーして提出されるレポートの多いこと。指示通りにせずとも
Lab member
2月9日読了時間: 4分
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