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Blog
大学SNSに寄稿した文章(南極小噺)や
どこかで書いた小さな文章を再編して掲載しながら
ゆっくり更新予定です。


ずさんさを極める、実験実習での分析
私が担当する、水圏生物実験の実習が始まった。 この日は、大学構内にある池 (太閤池) で採水してきた試料を吸引濾過するところから開始。 「吸引濾過って?」 これまでの実習では経験がない操作である。 「こっち側でポンプで引っ張って・・・こんなふうに。」 説明しながら進める。 「ろ紙、これが一枚・・・?」 話しているのをふとみたら、ろ紙が何枚も重なって、5 mm ぐらいのぶ厚さの状態の塊をピンセットで持って談義している。 みんなで集まって吸引濾過作業中。果たしてこれは1枚のろ紙なのか!? 「たしかにくっついてはいるけど、そんなにぶ厚かったら濾過できないよ?」 「取れないですよ?」 「そんなことないよ、こうやって、そ~っとはがすの。優しくしないとろ紙がやぶれちゃうよ?」 そんなこんなで吸引濾過の操作が軌道に乗り始めた。 と、そこへ 「先生、水(試料)を全部使っちゃいました。」 「え? なんで?」 「いや、こうこうこうで、足りなくなって・・・。」 「その場合は、太閤池に行ってもう一回汲んでおいで。」 「とってきた試料と全く同じではないけどいいんですか?」
Lab member
7月5日読了時間: 4分


どうする、就職活動での面接?
売り手市場なのもあるのだろう、大学生の就職戦線がどんどん早期化している。 私からみたら、 「研究の面白さを知る前に学生を奪って行ってずるい!!」 それしかない。 だって、 ゼミ配属された瞬間に 「もう、内定承諾書出しました」 とかいう学生がいるからだ。 3年生の後期、10月とか11月だよ? ・・・いくらなんでも早くないか。 6月、大学、中央棟から富山湾方面を望む。連休もないし、「たんたんと過ごす」イメージの日々。去年もだったけど、カラスがよくここに止まってる。バレないように近づいてみたけど、すでに、私を絶賛警戒中のカラス。 先日、卒業したゼミ生が、自社の採用担当者とともに遊びにきてくれた。 1年半ぶり、今やってる仕事、プライベートも充実してそうだった。 「え~。楽しそう。いいやんいいやん。」 ついつい 「根ほり葉ほり」聞いてしまった。 私の3年生向けの「環境修復工学」の授業では出席カードに「感想」か「最近あったオモシロイこと」、「気にしてること」など好きなことを書いてもらっている。 ゴールデンウィーク開け頃から、 インターンシップが・・・、就職
Lab member
6月23日読了時間: 3分


論文が2026 APSR Clean Air Research Awardを受賞
先日、大気マイクロプラスチックに関する論文が賞を受賞した。今日は大気マイクロプラスチック研究を始めたきっかけのお話、である。 Microplastics in Human Bronchoalveolar Lavage Fluid (オープンアクセスなので、興味ある方はどうぞ!) の論文が、 2026年、APSR Clean Air Research Award を受賞した。 APSR Clean Air Research Award | Asian Pacific Society of Respirology 共著者全員に、とのことではあるが、 時任先生、おめでとうございます! 長崎大学との共同研究で、大気中マイクロプラスチックとヒトへの健康影響をさぐる一歩、といえる論文である。 わたしたちの研究チームが大気マイクロプラスチックの研究に着目し始めたのは、2017年ごろ。 2016年に指導教官が退官し、わたしはそのまま福岡についていき、福岡工業大学総合研究機構・環境科学研究所で仕事をつづけていた。 福岡工業大学総合研究機構には、とても立派な共同利用
Lab member
6月12日読了時間: 4分
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