top of page

Blog
大学SNSに寄稿した文章(南極小噺)や
どこかで書いた小さな文章を再編して掲載しながら
ゆっくり更新予定です。


個性たっぷりの野帳はフィールド調査の議事録
とある委員をしていて、メーリングリストのやりとりをみていたら、議事録や現地調査の結果をどう残すかという話題が上がった。 この会では、現地調査に出向くと、議事録を担当する方が主にメモをとりつつ、録音するというやり方をやっているようだ。 やり取りが進み、録音を聞きなおすのには膨大な時間がかかるということに話が及んだ。 ・・・話題に上がるまで気にしてなかった。 時間がかかるの、うん。知ってる。 ポスドク時代、大型研究予算で雇用されていたとき、プロジェクトの進捗に関する会合をするから議事をとってと言われて何回もやったなと思い出した。 なんなら最近も自分が代表のプロジェクト会議で、やってるよ・・・。 会話なので、当然、後で聞きなおしたら前後の文脈がぴったり合わずに進んでることもしばしば。 耳をそばだてて聞くも、「なんていった?」となることしばしばである。 議事録に集中できるなら、その場でば~っとパソコン入力するのが一番楽で時間もかからない。 でも、自分が発言しつつ議事録作成もするとなると、録音の聞き直しが発生し、上記のような状態になって疲弊する。 そして、
Lab member
5月20日読了時間: 5分


W.ユージン・スミスと写真
機会あって、東京都写真美術館で開催中の、W.ユージン・スミスの写真展に赴いた。 W.ユージン・スミスは、水銀研究者にとっては、水俣での写真が有名であろう。 ・・・といいつつ、こういう写真家が撮る写真を美術館などで見たことはなかった。 W. ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代 会期は2026年6月7日まで 展示会のタイトルにあるように、W.ユージン・スミスがニューヨークのロフトに住んでいた時代の作品が数多く並び、水銀研究をする中で目にする、報道写真のような雰囲気とはまた異なっていて、 報道写真家ではない一面を垣間見したような感動を覚えた。 ロフトから、通りの様子を撮影したものや、レコードのジャケット写真、それからW.ユージンスミスがよく聞いていたという、音楽のリストなども紹介されていた。 へー。私が知っている数少ないジャズのレコード(CD)もあるやん。 Sonny Clarkの "Cool Struttin" リストを見ると 1958年の発売。ハイヒールを履いた女性の足が印象的なジャケットだ。 あまりにも有名なレコードなのだが、急に親近感
Lab member
5月6日読了時間: 3分


タイムカプセルに入ったメッセージ ー30年前の私と対峙した日
中学校の2年生だった。 今から30年前にタイムカプセルにメッセージを封入した。それが最近、開けられた。 今回のブログは (いつにも増して) ただただ感じたことをつぶやいているだけ、である。 「タイムカプセル開けたと新聞に出てたよ。メッセージ、入れたって言ってたよね?」 母から新聞の切り抜きをもらった。 正確にはLineで写真が送られてきた。 封入したことを覚えてはいた。でも、しょうもないことしか書いてないだろうと思った。 当時は「誰かに見られるかも」「見られた誰かになにか言われたくない」しか考えてなかったから。 小学校、中学校は苦手だった。それはもう、むちゃくちゃ壊滅的に苦手だった。だめだった。 卒業式に全員の短歌が体育館の壁一面に貼り出されることを承知のうえで、「もう二度とこの校門はくぐらへんから!!」という趣旨の歌を詠んだ。 先生に 「これは・・・。」 と言われたが、曲げなかった。 かくして、私は、同級生がいない私立の高校に進学した。 ・・・確かタイムカプセルメッセージ用に、上質紙が配布されたはずだ。そして希望者だけが提出した。封筒に入れると
Lab member
3月27日読了時間: 4分
bottom of page