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大学SNSに寄稿した文章(南極小噺)や
どこかで書いた小さな文章を再編して掲載しながら
ゆっくり更新予定です。


ブリが近づくユキドリ沢小屋
野外には大量の物資をヘリに積み込んで、移動し露岩域で調査する。 しらせに帰艦して、ヘリコプターの飛行士をはじめとする、しらせ乗員の方々から聞かれるのが、「露岩でどんな生活をしてるの?」というもの。 彼らは、観測隊(と大量の荷物)を目的地まで輸送・・・ではなく送り届け、次のフライトへとすぐに飛び去っていく。だから観測隊が現地でどんな生活をしているか、あまり知る機会がないようだ。 今回は野外での宿泊事情のお話である。 ―第63次南極地域観測隊は昭和基地周辺で最もコケ類など陸上生物の生態系が豊かな沿岸露岩域「ラングホブデ雪鳥沢」で、モニタリング調査を行った。(2022年1月31日 北日本新聞 (岩手日報)) この記事に登場するラングホブデ雪鳥沢には、常設の小屋がある。 小屋には2段ベッド(2台、4人分)、机、排水設備はないですが調理台、ヒーター、棚などがそろっている。 4人で宿泊するなら十分な広さ、4人以上になった場合は、机を端に寄せて雑魚寝をするか、外にテントを張るか。 もちろんお風呂はない。 トイレはペール缶トイレという簡易的なトイレを設置、排泄物
Lab member
2024年3月19日読了時間: 3分


ペンギンに心奪われるも料理人を褒めることを忘れなかった人々
スカーレンにて、筆者を置いてきぼりにして、ペンギンを見に行ってしまった3人の隊員達。時間も差し迫り、筆者は4人分の手抜きお昼ご飯の調理に精を出していた・・・。 差し迫った時間に気が付いたか、そろそろご飯だと思ったのか、ひとり、ふたりとカブースに戻ってくる。 「私のこと、忘れてなかったのね。」 「いい写真がとれましたよ、中澤さん、ほらっ。」 「ズームで撮ったら、毛並みまでよく見えるんですよ!」 と興奮気味。そして一言、 「ねぇ。ごはん、まだ? ヘリが来るまで、時間があんまりないよ。」 「おぃっ!!だからそう思って、私はペンギンを見に行かずにご飯作ってたのよ~!」 「ははははは。あとで写真あげますから。」 ほどなく昼ごはんができ、さあ食べようかとしていましたが、 「あれ?一人足らない・・・」 「え、まだペンギンみてるの? 仕方ないなぁ、無線で呼ぼう。」 隊員それぞれに貸与された無線で呼びかけみる。 「え~・・・。ペンギンに夢中のそこの隊員さん、 (無線の) 感度良好ですか?」 「お昼ご飯できてますけど・・・、どうぞ。」 「すんませ~ん。」...
Lab member
2023年12月24日読了時間: 2分


ペンギンに心奪われる人々
今回はペンギンに心奪われる隊員達のお話である。 南極といえば・・・?何が思い浮かぶだろうか? きっと思いつくものの一つがペンギンではないか。 出発前の事前説明会などでは、「昭和基地内でペンギンがウロウロしていることもあります。」という説明と共に、隊員のすぐ近くを闊歩するペンギンの写真を見たりしていた。 「そんなに近くにいるの!?」 と南極初参加の隊員達は興味津々。かくいう筆者も、日本の友人から「野ペン(動物園にいるペンギンと違って、野良のペンギン、略して“野ペン”)が居たら写真撮ってきて!と頼まれたりしていた。 往路、しらせに乗っているときは、氷の上にいるペンギンを見つけただけで、隊員は心奪われて、甲板での講習もそっちのけで、皆がペンギンを見始めるという光景も。 とはいえ、ペンギンに会えるかはタイミングも重要で、昭和基地に降り立っても、すぐにペンギンに会えるわけではなく・・・。 基地内では 「今日ペンギンみたよ!」 「えっ!!どこで? いいなぁ。まだ出会えてないや・・・。」 というような会話が繰り返されていた。 筆者が、昭和基地から約 70 k
Lab member
2023年12月24日読了時間: 4分
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