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Blog
大学SNSに寄稿した文章(南極小噺)や
どこかで書いた小さな文章を再編して掲載しながら
ゆっくり更新予定です。


調査のごはんー南極露岩域編ー
先日、JPGU 2026学会で南極関連の発表をした。 直前までバタバタとプレゼン (ポスター発表) 資料を作成していたが、調査地の写真を探すためにHDDを見ていたら、案の定脱線した。 今日は、調査のごはんー南極露岩域編ーである。 私が参加した夏隊では、昭和基地から数十キロメートル離れた調査ポイントに赴き、そこに泊まり込んで調査をする。場所によっては小屋があったり、あってもテントで寝泊まりしたりする。 南極と言えば「白い」風景を想像するかもしれないが、夏の沿岸沿いは白くない、露岩が露出した場所がところどころある。 私たちを運んでくれるのは、ヘリ。 自衛隊のヘリが昭和基地と露岩域を行ったり来たりしている。 「野外調査へはヘリコプターで」にも書いたが、空港と同じくスリーレターコードがあるのには驚いた。 ヘリが迎えに来たよ~。 遠くからヘリの音がしていよいよ近づきつつあるタイミングで、発煙筒 (写真オレンジ色の煙) を焚いて風向きを知らせる。 車載されている発煙筒を想像するなかれ。大きいのである。 発煙筒の中にある、「安全せん」(ピン)は、なんとなくレア
Lab member
6月6日読了時間: 4分


個性たっぷりの野帳はフィールド調査の議事録
とある委員をしていて、メーリングリストのやりとりをみていたら、議事録や現地調査の結果をどう残すかという話題が上がった。 この会では、現地調査に出向くと、議事録を担当する方が主にメモをとりつつ、録音するというやり方をやっているようだ。 やり取りが進み、録音を聞きなおすのには膨大な時間がかかるということに話が及んだ。 ・・・話題に上がるまで気にしてなかった。 時間がかかるの、うん。知ってる。 ポスドク時代、大型研究予算で雇用されていたとき、プロジェクトの進捗に関する会合をするから議事をとってと言われて何回もやったなと思い出した。 なんなら最近も自分が代表のプロジェクト会議で、やってるよ・・・。 会話なので、当然、後で聞きなおしたら前後の文脈がぴったり合わずに進んでることもしばしば。 耳をそばだてて聞くも、「なんていった?」となることしばしばである。 議事録に集中できるなら、その場でば~っとパソコン入力するのが一番楽で時間もかからない。 でも、自分が発言しつつ議事録作成もするとなると、録音の聞き直しが発生し、上記のような状態になって疲弊する。 そして、
Lab member
5月20日読了時間: 5分


W.ユージン・スミスと写真
機会あって、東京都写真美術館で開催中の、W.ユージン・スミスの写真展に赴いた。 W.ユージン・スミスは、水銀研究者にとっては、水俣での写真が有名であろう。 ・・・といいつつ、こういう写真家が撮る写真を美術館などで見たことはなかった。 W. ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代 会期は2026年6月7日まで 展示会のタイトルにあるように、W.ユージン・スミスがニューヨークのロフトに住んでいた時代の作品が数多く並び、水銀研究をする中で目にする、報道写真のような雰囲気とはまた異なっていて、 報道写真家ではない一面を垣間見したような感動を覚えた。 ロフトから、通りの様子を撮影したものや、レコードのジャケット写真、それからW.ユージンスミスがよく聞いていたという、音楽のリストなども紹介されていた。 へー。私が知っている数少ないジャズのレコード(CD)もあるやん。 Sonny Clarkの "Cool Struttin" リストを見ると 1958年の発売。ハイヒールを履いた女性の足が印象的なジャケットだ。 あまりにも有名なレコードなのだが、急に親近感
Lab member
5月6日読了時間: 3分
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