ザ、南極ファッション
- Lab member

- 2024年4月23日
- 読了時間: 2分
夏季南極で野外調査をしていました、と散々書いてきたが、
夏の南極でいったい観測隊員はどのような恰好で野外をウロウロしているのでだろうか?
理想はこんな感じなんだけど・・・。

昭和基地近く、定着氷に接岸した、しらせ の前でパチリ。
寒そうではあるけれど、九重山に樹氷採取に行くぐらい?と思っていた。
しかし、現実はちょっと違ったというお話。
南極はオゾンホールが出現する場所として有名だが、本当に紫外線が強い!
南極での生活ではオシャレのかけらもないスタイルでうろうろすることを余儀なくされ、山ガールとか言ってられなかった。
・重ね着(山行と同様、レイヤリングしていました)
・ヤッケ、オーバーズボン
・日焼け止め
・頭には帽子かヘルメット、
・サングラス、
・日焼け防止のマスク
(決して業者のまわしものではないのだが・・・「ヤケーヌ」は本当に優秀だった。)
・手の甲を焼かないためのアームカバー
・手袋
・無線機は常に on! (野外ではケイタイ使えません)
・ポケットにGPSとカメラ
毎回これらを装着して屋外にでていたので出かけるまでの準備がとても大変だった。
加えて、背負ったザックには、
調査用具の
・ポリびん
・野帳
・ビニール袋
・ビニテ
・時にはパソコン
・菓子パン(昭和基地では毎日提供、野外で疲れた時にと。太る原因だった。)
・暖かいお湯を入れた水筒
・薄手のダウン
靴は登山靴か、観測隊で支給された冷凍庫用?長靴(重たい)。
もさもさとして、動きにくいうえ、重い・・・。準備するだけで時間がめちゃくちゃかかる。

夏季南極での現実的な服装の例。
こんな格好の写真撮らないで(怒) !!
と、撮影してくれた隊員には言ってしまったのだが・・・、講演会などではちゃっかりその写真を利用させてもらっている。
油断して真っ黒になった隊員もちらほら。
私の完全防備ぶりをみて、同行した隊員からは「誰か分からん」というツッコミが続出。
いや、そうは言っても、日差しがすごいからね。
ツッコみ続出の格好ではあるのだが、南極で効果があったことに味をしめて、最近の調査時のデフォルトになっている。
最初はびっくりされるけれど、最近はだれも何も言わなくなったな・・・。



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