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降りようとしてるのに扉が閉まるバス


バスの運転手が降車口を確認しないということが・・・あるのです。


約20年前、韓国に1年間滞在経験のある私。

ときどき遊びに行くのが、留学以来の密かな楽しみです。



ソウルの交通手段は、主には地下鉄。

韓国に住んでいたころ、ちょっと乗るのに難易度の高いバスは、約半年経過して韓国語が少し話せるようになったころから挑戦。留学生活の後半にはバスにのってあちこちをうろうろ。


留学から帰ってきてからは、たまにソウルに行っても、路線図が複雑すぎるので、「楽だからと」もっぱら地下鉄利用になっています。


しかし、一駅乗って乗り換えて二駅、とかは正直めんどくさい。

こんな近い距離なら絶対路線バスがあるだろ・・・。そして、やっぱり1回ぐらいは乗らないと、と

ソウル市のバス路線の検索サイトとにらめっこ、バスの番号と停留所を確認します。


さあ、実際その通りなのか?街に出て


そのバスが停留所に止まるか?

方向はあっているか?

停留所の路線図の矢印方向に目的地はあるか?


バスが停留所に向かってやってきたら、目に力を込めて運転手に乗るよアピールをします。

番号の異なるバスが数台連なっているときは、目を凝らして番号を確認、そのバスに向かって小走りで走っていくのが定番だ。そうでないと、乗らない判定されてバスは出発する・・・。


運転手のおっちゃんににっこりと微笑みつつ交通カードをタッチ、


ラジオが流れる車内へと。

人が座り終わらないうちに急発進も以前のまま。

うんうん、これこれ。


「次の駅は新村汽車駅入り口」アナウンスが流れます。


降車ボタンを押して真ん中の昇降口付近に立つ。

前のおじさんが降り、さあ、私も降りるぞ・・・? ん!? 扉が閉まる!?


「ちょっと待ってください、扉あけてください!」韓国語で運転席に向かって叫ぶ私。


ん? まだ降りるヤツおったんか・・・。サングラスをかけた運転席アジョシ (おじさん) に、鏡越しにチラ見される。


いや、途中で扉をしめたの、あなたやん・・・。


 


最近、ソウルのバス停留所は道のど真ん中にあることも多い。

2002年頃は、8車線ぐらいある大通りは、有事の際に飛行機が着陸できるようになってる、と韓国の友人が話していましたが・・・。

 





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